朝、夜勤明けの一人の職員が事務所に来て、「中庭につくしがいっぱい生えとる!!」と、若干夜勤ハイの状態で報告してくれました。
が、まだ朝の忙しい時間、そして寒いし花粉が多いし、誰もが「すご~い! 取ろう!!」とはなりません。
そこで一人でつくしを取り始めたN介護主任。
すぐに袋いっぱいになり、益々ハイテンションで事務所に見せに来てくれましたが…、
まだ盛り上がりません。
そこへタイミング良く調理主任が出勤。
「ちょうどいい所に! とっておきの話があるんやけど!!」と、持ち掛けるN介護主任。
そのテンションに初め引き気味な調理主任でしたが、一気に話が進み、夕食に提供してくれる事になりました。
つくし料理といえば、大変なのが「はかま取り」ですよね。
さすがにN介護主任一人で取るのは大変です。
そんな時に頼りになるのが、利用者さん。
一緒にはかま取りをしていただきました。
「昔、よー取ったわ」
「はかま取ると指が黒くなるなぁ」
「なかなか取れへんなぁ」
施設長も一緒になり、あっと言う間にはかま取りが終了しました。
あくを抜き、調理主任の手により「つくしと青梗菜の卵とじ」となって、夕食に一品追加となりました。
何年かぶりに食べたつくし、自分ではかま取りをしたつくし、利用者さんに喜んで食べていただけて良かったです。