つくし(慈宗院)

朝、夜勤明けの一人の職員が事務所に来て、「中庭につくしがいっぱい生えとる!!」と、若干夜勤ハイの状態で報告してくれました。

が、まだ朝の忙しい時間、そして寒いし花粉が多いし、誰もが「すご~い! 取ろう!!」とはなりません。

そこで一人でつくしを取り始めたN介護主任。

すぐに袋いっぱいになり、益々ハイテンションで事務所に見せに来てくれましたが…、

まだ盛り上がりません。

そこへタイミング良く調理主任が出勤。

「ちょうどいい所に! とっておきの話があるんやけど!!」と、持ち掛けるN介護主任。

そのテンションに初め引き気味な調理主任でしたが、一気に話が進み、夕食に提供してくれる事になりました。

つくし料理といえば、大変なのが「はかま取り」ですよね。

さすがにN介護主任一人で取るのは大変です。

そんな時に頼りになるのが、利用者さん。

一緒にはかま取りをしていただきました。

「昔、よー取ったわ」

「はかま取ると指が黒くなるなぁ」

「なかなか取れへんなぁ」

施設長も一緒になり、あっと言う間にはかま取りが終了しました。

20190320a

あくを抜き、調理主任の手により「つくしと青梗菜の卵とじ」となって、夕食に一品追加となりました。

20190320b

何年かぶりに食べたつくし、自分ではかま取りをしたつくし、利用者さんに喜んで食べていただけて良かったです。