秋も深まり、木々の色づきが鮮やかさを増してきました。毎年沢山の実をつける学園の銀杏の木も秋晴れの青い空に鮮やかに黄色く映えています。
皆さん、街路樹に銀杏の木が多いのは何故か知っていますか?
銀杏は幹にたくさんの水分を含んでおり、火災の際に延焼を防ぐ防火帯の役割を担っています。実際に関東大震災時では、多くの銀杏の木が燃え残りました。
銀杏の木に雄雌があるのはご存じだと思いますが、銀杏の実にも雄と雌があるのをご存じですか?
左側が銀杏の実の雄、右側が雌です。雄は二面体ですが雌は三面体になっていてハッキリわかります。
木になっている実は雄が圧倒的に多く96~97%、雌が3~4%です。雄の実からの銀杏の木には実が付きません。
皆さん空気が乾燥しています‼火災予防に心掛けましょう。