平成27年9月10日
2回目となりますが、慈宗院は介護力向上に取り組んでいます。前回は「水分」と「運動」のご紹介をしましたので、今回は「食事」についてご紹介したいと思います。
食事は1500kcalで常食(普通食)が基本となる訳ですが、常食はすぐれた栄養補給としての食事、また安全な摂取嚥下(誤嚥防止)の食事となります。常食より、粥・刻み・ミキサー食になるほどむせが多くなり、栄養量も低下します。
そこで、慈宗院では、栄養ケアマネと連動して、ミキサー食や粥・きざみ食の方を常食に変える取り組みを行っています。
粥・刻み食
常食
入所当時、粥・きざみ食だった要介護4・女性・88歳のIさん。常食に変更した初日は少し咀嚼が困難に思われましたが、全量摂取され、本人も常食がおいしいと言われ、現在も喜んで食べてみえます。
今年の2月に100歳を迎えられたFさん。自分でお箸で食べてみえます。常食を食べて、水分1500ml以上取って、歩行も頑張るぞ!!