寮内で春祭りが行われました。
いつもの野外で行われるお祭りで出店される物が昼食として出ました。
お祭りの雰囲気を出すために普段使う食器ではなく使い捨て容器での提供です。
食べづらいからいつもの食器でいいんじゃないと現場スタッフは思いがちですが…
不思議なもので、いつもの食堂で食べるいつもの昼食も器が違うと利用者さんは特別な日だと感じるのです。
こういった配慮、工夫さすが栄養士さん!!
おかげで、もう何年も自分で食器を持って食べる事がなかったNさんが
焼きそばを勢いよく食べはじめ、あまりの速さに介助者もびっくり。
ミラクルはもう1つあり、Nさんは殆ど喋る事が無く、声を聞いた事がない職員も多いのですがこの日
焼きそばを指さし「コレ!コレ!」とおかわりを催促!
こんなに喜ばせる事が出来る栄養士さんたちのアイデアに完敗です(´;ω;`)ウッ…
3時のスイーツタイムにはどら焼きとマドレーヌをおやつに頂きました。
他の利用者さんからも、今日は祭りでごちそう食べられて楽しかったと言う声をたくさん聞く事ができました。
小さな事でいいんです、いつもと違う小さな工夫、簡単な事でも十分、
利用者さんは受け取ってくれるんだなと勉強になりました。