コロナ騒ぎの中、長谷山荘では外出活動を自粛しています。
スーパーでの買い物や喫茶店への外出ができないため、利用者さんも大きな楽しみを奪われストレスが溜まりがちです。
しかし、こんな時こそ福祉職員の力量が試されるところ。
外に出られないなら中で徹底的に楽しんでもらおう‼
ということで、荘の駐車場前の広場で焼きそばとたこ焼きを焼いてお祭り気分を楽しんでもらうという企画を考えました。
ポカポカ陽気の中で目の前でソースの焦げる匂いを嗅ぎながらわいわいやったら楽しいはず。
開催日時は4月23日。5月も目前の、年間で一番気持ちの良い気候のはず。天気予報もばっちり。
失敗するわけがないと職員も意気揚々で準備に取り掛かりました。
…ところが、運命とは悲しいもの。当日を迎えてみると、まさかの寒波。
長谷山荘周辺の外気温は14度(泣)とてもじゃないが外でのんびりできるような気温ではありません。
急遽、外で食べることは諦め、外で焼いた焼きそばとタコ焼きを施設の中で食べてもらうという寂しい企画への変更を余儀なくされました。
「熱々で美味しかった」「ソースの味が香ばしくてよかった」という利用者さんからの温かい慰めの言葉もいただきましたが、
企画した側からすると、「こんなはずじゃなかった。もっと楽しいイベントにするはずだったんだ…」という悔しさでいっぱいです。
とりあえず、これに懲りることなく、「外出できなくても利用者さんを退屈させない‼楽しく外出自粛生活を送ろう‼」という熱い思いを胸に、
今後も利用者さんの生活が楽しくなるよう、色々なことに挑戦していきたいと思います。